私立の中高で情報の授業を担当しています。
生徒はiPadでムービーを作成するのが大好きだということは皆さんご存知ですよね。
私も多くの授業や課外活動で動画を生徒と作成してきました。
授業や研修で「ちょっとした動画を作ってみたい」と思ったとき、iPadは最適なツールです。
写真アプリケーションやiMovie、iPadOSのアクセシビリティの機能を使えば、写真や動画を集めて簡単に編集し、音楽や字幕を加えて仕上げることができます。しかも操作は直感的で、先生も生徒もすぐに取り組めます。
ここでは、1本3~4分程度の短い動画で、素材の準備から仕上げまでの流れをわかりやすく解説します。授業の記録、発表の補助、学習成果の共有など、様々な場面で活用できる内容です。
これまでClipsを使っていたみなさんも、iPadの標準で使える機能やアプリケーションでも同様に、簡単に動画が作れますので、参考にしてください。
ビデオ1:Clipsビデオを保存する
•Clipsアプリで既存作品を確認
•ビデオとして書き出す方法
•iCloud Drive上のClips素材をローカル保存
活用シーン:授業記録や生徒作品を保存・共有する際に
ビデオ2:素材を集めてデコレーションする
•カメラで写真・動画を撮影
•写真アプリのマークアップで手書きやステッカーを追加
•フィルタや明るさ調整で雰囲気を演出
•スライドショー機能で簡単ムービー制作
活用シーン:探究学習や発表用の素材づくりに
ビデオ3:マジックムービーで素材から動画を作る
•iMovieの「マジックムービー」機能を紹介
•写真アプリから素材を選んで自動生成
•音楽の変更や雰囲気の調整で仕上げ
活用シーン:短時間で発表用動画を作成したいときに
ビデオ4:動画を仕上げる
•クリップの順番を並び替える
•長さを調整し不要部分を削除
•タイトルや字幕を追加、アフレコでナレーションを加える
活用シーン:授業成果をまとめた動画を完成度高く仕上げるときに
ビデオ5:ライブキャプションで“ライブタイトル”を再現
•設定アプリでライブキャプションを有効化
•iMovieやKeynoteの音声に合わせて字幕が表示される様子を実演
•授業・発表・支援での活用例を紹介
活用シーン:発表や授業支援で字幕を活用し、理解を深めるときに
まとめ
iPadは 「素材を集める → 自動編集 → 仕上げ → 共有」 までを一台で完結できる動画制作ツールです。
•直感的な操作 → 写真や動画をすぐに編集
•短時間で仕上げ → iMovieの自動編集機能で効率化
•学習に直結 → 授業記録、発表補助、成果共有に活用可能
この動画シリーズを通じて、先生方が「動画制作は難しくない」「iPadならすぐできる」と感じていただければ幸いです。
多くの先生方に見ていただき、授業や研修で役立てていただけることを願っています。
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