理科×AR=何ができる? いくつかの実践事例とAR体験

2024年8月3日に愛知の瀬戸SOLANで行われたApple Education Community Meet up in 東海のレポートです。

ARを授業の中でどう活用したらいいのかについて考え、実際にARを体験してもらうワークショップでした。 

タイトル写真

何のためにARを活用するのでしょうか。

学校での学びが、これから生きていく力の育成につながることを期待しています。予測ができない世の中を生きていく彼ら自身が、何を課題と捉えて、解決方法を考えて、判断して行動していくことができる授業を目指します。

 

何のための授業か
 夢中になることは、興味があり、続けられて、試行錯誤をすることで自身の成長を感じます。授業の中で、夢中になれることを生徒たちに体験して欲しい。その一つのリソースがARです。
夢中になるということ
  ARは、身近なところですでに活用されています。ただ、業者が作成したコンテンツを利用することが大半です。

しかし、iPadを使うことで、コンテンツを子どもたち自身で制作することができます。これまでになかった表現方法です。

ARを使えば、自分の考えを共有するだけでなく、立体的に考えることができます。

Yanoteaチャンネル https://www.youtube.com/c/Yanotea

 

ARとは?

ARはどんな場面で活用されているでしょうか。

 

理科の授業でのAR活用場面

授業でのARの活用

【化学】原子を一億倍に拡大して、現実世界とコラボして写真を撮影する活動 

 このコンテンツは、Reality Composerで教師が制作しました。

 https://apps.apple.com/jp/app/reality-composer/id1462358802

 

AR原子
【生物】腕を曲げ伸ばしできる仕組みや肺の位置をARで観察

 このコンテンツは、ヒューマンアナトミーアトラスを使っています。

 https://apps.apple.com/jp/app/ヒューマン-アナトミー-アトラス2025/id1117998129

 

ARで腕の曲げ伸ばし
 
ARで横隔膜の位置を確認
【生物】ARで心臓の動きを観察 リアルな動きで血液の流れも見ることができる

 このコンテンツは、Insight Heartを使っています。

 https://apps.apple.com/jp/app/insight-heart/id1280845473 

 

ARで心臓の動きを観察
【地学】ARで気象現象を観察とARコンテンツを制作(等圧線を立体的に組み立てる)

 このコンテンツは、KeynoteとReality Composerで生徒が制作しました。

 

AR気圧配置
 
ARの前線と雲の移動

ARを体験してみましょう。

二次元コードをiPadやiPhoneで読み込むと、AR体験ができます。

https://bit.ly/3L7o3dY 

Padledから好きなコンテンツを体験してみましょう
AR活用の利点  

・生徒自身で視点や大きさを自由に変えることができる(主体的な学び)

・想像できるものは何でも製作できる(Creativity)

 

AR活用の利点

ただし、新しいツールを使うのは楽しいけれど、子どもたちに学んで欲しい内容や見方・考えたを意識して授業作りをすることを忘れずに。そして、みんなの可能性を広げて豊かに生きられるように、自分自身が夢中になることも忘れずに。

 

最後に伝えたいこと

私と繋がるには

 

繋がり方

●Yanoteaチャンネル(YouTube) https://www.youtube.com/c/Yanotea

●Facebook https://www.facebook.com/yano.3216

●Note https://note.com/yanom/

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